その他

横浜人形の家 メルヘン人形劇フェスティバル2016

横浜人形の家 メルヘン人形劇フェスティバル2016の公式ページが出てました。私の出演は、6/12(日)11:30 ぱねるんるん 戦争童話「ぞうのトンキー」、主演します。
ぞうのトンキーって、原作は「かわいそうなぞう」というノンフィクション童話をベースに創作しています。
話の元になっているのが上野動物園なんだけど、うちから2〜300メートルくらいのところに慰霊碑があります。ぞう舎のところ。
http://taitonavi.jp/mobile/enjoy_detail.html?no=134
だから何となく、家で練習したり音響の編集などしてると、その方角を向いてしまいます。

ちなみに、ぱねるんるんでは「かわいそうな」というタイトルはあえて使わなかったんですね。ベテランの児童教育専門家でもある代表曰く「かわいそう、というのは感じ方を最初っから限定してる。お話を聞いて自然に自由に感じてほしい」のだそう。

演じてる私は、役柄が飼育員だからかもしれないけど、悔しくて悲しくて、といつも感じます。

ちょっとネタバレですが、原作の童話には描かれてなかった部分がでてきます。

話の中で、「仙台の動物園に引き取りがきまり国鉄での輸送も手配できたのに殺処分になるのは、どうしてですか!」というシーンがあります。
そのとき、「戦争が切迫し猛獣が暴れると危険、だから人間を守るため」ではない、本当の理由が、飼育員に伝えられるのです。

http://www.doll-museum.jp/file-download/merufesu.pdf